映画『サウンド・オブ・ミュージック』で唯一許せないのは、家庭教師とやもめの軍人が(少年や少女の父親が)恋に落ちて、結婚してしまう部分でしょうか。
それは、ズルじゃないか、とわたしは思ったのです。
きっと少年たちのなかには、家庭教師にほのかな恋心を抱いた子供もいたはずなのです。
少年の恋は実らなくてもいいけれど、父親が奪ってしまうというのは、あまりに酷いではないか・・・。
立つ瀬がないとはこのことではないか。
密かに憧れていた女性を母親と呼ばなくてはならなくなったら、わたしだったら、絶対、不良になってやるとこぶしを握りしめ、本当にぐれてしまうでしょう。
『サウンド・オブ・ミュージック』は、軍人一家がナチスから逃れて、アルプスの山越えをするところで終わっています。
彼らがどうなったのか、諸説あります。
アメリカに渡って、『パートリッジ・ファミリー』になった、という説が一番説得力があります。
アフリカ系アメリカ人に変身して、ジャクソン・ファイブになったという説はちょっと信用できません。
軍人をやめた父親が飲んだくれてアル中になり、キャバレーの踊り子に夢中になったあげく、捨てられ(踊り子は、当然、マレーネ・ディートリッヒが演じる)、母親になった家庭教師は、数年後にナチのSS将校に偶然再会し、愛欲の世界に溺れてしまう、というヨーロッパ映画に取りつかれてしまったような説まであるのです。
いずれにしても、わたしとしては、家庭教師を父親に奪われてしまった少年に同情するだけです。
それは、ズルじゃないか、とわたしは思ったのです。
きっと少年たちのなかには、家庭教師にほのかな恋心を抱いた子供もいたはずなのです。
少年の恋は実らなくてもいいけれど、父親が奪ってしまうというのは、あまりに酷いではないか・・・。
立つ瀬がないとはこのことではないか。
密かに憧れていた女性を母親と呼ばなくてはならなくなったら、わたしだったら、絶対、不良になってやるとこぶしを握りしめ、本当にぐれてしまうでしょう。
『サウンド・オブ・ミュージック』は、軍人一家がナチスから逃れて、アルプスの山越えをするところで終わっています。
彼らがどうなったのか、諸説あります。
アメリカに渡って、『パートリッジ・ファミリー』になった、という説が一番説得力があります。
アフリカ系アメリカ人に変身して、ジャクソン・ファイブになったという説はちょっと信用できません。
軍人をやめた父親が飲んだくれてアル中になり、キャバレーの踊り子に夢中になったあげく、捨てられ(踊り子は、当然、マレーネ・ディートリッヒが演じる)、母親になった家庭教師は、数年後にナチのSS将校に偶然再会し、愛欲の世界に溺れてしまう、というヨーロッパ映画に取りつかれてしまったような説まであるのです。
いずれにしても、わたしとしては、家庭教師を父親に奪われてしまった少年に同情するだけです。