58年2月に上場した「タケダ理研工業」は、635円の株価がつけられ、その後8月には1万5000円まで暴騰しました。
ベンチャーキャピタルは投資額の64倍の25億円以上を稼ぎだしています。
一方、58年8月に上場した「小野測器」でも、4450円の値がつき、5610円(11月)まで暴騰し、ベンチャーキャピタルは17倍の9億円を稼ぎだしています。
「武藤工業」でも366円で取得した株価が、上場した58年6月には4510円の値がつき、12倍以上となっています。
・・・いずれも3、4年間で稼ぎだしたベンチャー投資であり、在東京のベンチャービジネスです。
・・・こうした成果に遅れをとらじと商社系や証券系のベンチャーキャピタルがその後に相次いで設立され、乱立気味となり経営基盤の弱いベンチャーキャピタルも登場しています。
地方銀行(北海道拓殖銀行・北海道銀行・横浜銀行など)も先輩格のベンチャーキャピタルと合弁で新しいベンチャーキャピタルを設立しています。
・・・ところがベンチャービジネスに投資するとして物色しだすと適当な企業がないのが現状です。
セラミックのベンチャービジネスが陶器屋から脱皮したものであったり、バイオベンチャーが菓子屋であったり、技術基盤が弱いものが多い場合が多いですね。