アメリカでも都市の分散化が見直されるようになって、職住接近が再び新しい観点から検討されています。
典型的な例に、ニューヨークのマンハッタンの南側のワールドフィナンシャルセンターがあります。
これはダウン・ジョーンズ、メリル・リンチ、アメリカン・エキスプレスといった会社が入った超高層ビルが4本できた場所ですが、ここの敷地の半分は住宅地になっていて、かなりたくさんのアパートができています。
なぜそういうことをやっているかといえば、マンハッタンの南側はウォールストリートが象徴する金融街。
平日の午後5時以降、土曜日、日曜日には人がいなくなってしまいます。
時計 ジェイコブなどブランド時計を買いに観光客がくる程度で、ほとんど人がいません。
当然犯罪などの問題が起こります。
これを何とかするために、その地区を土曜日、日曜日も夜も人がいる場所にする、マンハッタンにもっと人を住まわせることが計画されたのです。